本サッカー部は、口腔ケア製品の開発を手掛ける「メディカルクラフトン株式会社」（本社：岡山市）と連携し、スポーツ選手における口腔ケアの効果を検証する実証実験を開始しました。
この取り組みは、スポーツ選手に見られがちな「唾液の減少」や「食いしばり」などによる口腔トラブルに着目し、日常的な口腔ケアがパフォーマンスや体調にどのような影響を与えるのかを明らかにすることを目的としています。
今回の実証実験では、選手10名が対象となり、2025年6月〜8月の期間中、メディカルクラフトン社が開発した専用製品を毎日使用します。歯磨き前のうがいを基本としたケアを1日2回以上実施し、特に就寝前には必ず使用します。ケア前後の体調変化やスプリント比率、乳酸値などのデータも計測し、客観的な効果を検証します。
本サッカー部では、選手の体調管理はパフォーマンス向上の重要な鍵と考えています。近年、体調不良によって練習や試合に参加できない選手が増加するという課題も抱えていました。本実証実験を通して、選手一人ひとりの健康意識を高めるとともに、今後の競技活動の質の向上にもつなげていきたいと考えています。
スポーツと口腔ケア。一見遠いようで、実は密接に関わるテーマに私たちも真剣に取り組んでいます。引き続き、岡山理科大学サッカー部の挑戦にご注目ください！